昨日の解答

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 双玉詰将棋での怖さとおもしろさは「カウンター」にあります。
普通の詰将棋では楽に詰ませられる問題でも、自玉が存在する場合には非常にもどかしい遠回りな手を選ばないといけない場合があります。
 昨日の問題はそれほど手が込んでないですが、何も考えずに適当にやると強烈なしっぺ返しが来ます。
 例えば、初手▲2三飛成などとやると・・・


 △2二桂!(図)
がカウンターの王手になります。以下、▲同龍-△同玉・・・まで不詰めとなります。
(ちなみに▲3一玉と逃げても不詰めになります)

 初手の正解は▲4一飛成です。

 そこで後手は最強のカウンター△3一香!の逆王手を返します。
 その後手のカウンターに先手は▲3二角!のクロスカウンターを入れます。
 さすがにこのカウンターはないので、△2二玉と逃げます。
 普通の詰将棋なら、▲2三角成-△2一玉-▲3二馬で詰みとなりますが、これは双玉形・・・。
 ▲2三角成の瞬間に後手から△3四香!のダブルクロスカウンターが入ってしまいます。

 ということで、ここで▲2三角成を実現させるための細工が必要になります。
 その細工とは・・・▲3三銀成です。
 この手に△同玉とは取れないので、△同角と応じるしかありません。
 これで、△3三角が△3一香を隠す事になるので、先手は▲2三角成を実現させることが出来ます。
 まとめると・・・

 ▲4一飛成-△3一香-▲3二角-△2二玉-▲3三銀成-△同角-▲2三角成-△2一玉-▲3二馬
 ・・・までの9手詰になります。

 双玉詰将棋をやると、玉同士が向き合った肉弾戦で競り勝つことが多くなるようです。こういう競り合いが苦手な方には、双玉詰将棋はいい練習になるのではないでしょうか?

 私の場合は、単に逆王手のカウンターが好きだからやっているだけなんですがね・・・(笑)。

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